ストレングスファインダー 回復志向
こんにちは!
自由を夢見る挑戦者、「ケン」です。
より良い人生に向けて日々、コツコツ奮闘しています。
皆さん、ストレングスファインダーというものをご存じでしょうか?
一言でいうと、自分にある「強み」、「弱み」を教えてくれる自己分析ツールです。
興味のある方は、以下をご覧ください▼
https://ken2challenge.com/2019/08/10/ストレングスファインダーによる自己分析「自己/
今回は、ストレングスファインダーの中から、「回復志向」について考察したいと思います。
ストレングスファインダー 回復志向
回復志向とは
回復志向は、物事を本来あるべき姿に戻す資質です。
回復志向を持つ人の強み
回復志向を持つ人は、問題を見つけ解決することが得意と言えます。
多くの人が、問題がある状況を好まずモチベーションが低い状態で問題解決に当たります。
その一方、「回復志向」の人はむしろ、高いモチベーションで問題解決に向き合います。
対人であれば、困っている人の問題を解決してあげたくなるでしょう。
「回復志向」の人は、誰かが問題を抱え困っているとき、心が弱って落ち込んでいるとき、見捨てることなくサポートするでしょう。
そういった自分の特性を活かし、何に対してどう貢献できるのかを考えましょう。
「回復志向」上位の人が多い職業
医療、福祉、介護関係の職業に就いている人には、一般的に「回復志向」が上位の人が多いと言われています。
「回復志向」だからそういう職業に向いているということではなく、自然と人を直したい、癒したいという意識が働くので結果的にそうなり易いということです。
ものごとに再び生命を与えることを楽しんでいます。
「回復志向」が強い人に確実に言えることは、ものごとに再び生命を与えることを楽しんでいるということです。
問題の要因を明らかにし、その要因を根絶し、ものごとを本来あるべき輝かしさへ回復することを素晴らしいと感じるのです。
もしあなたの介入がなかったら、例えば「この機械は」、「この技術は」、「この人物は」、「この会社は」、機能を停止していた可能性があると本能的に分かっています。
あなたがそれを直したのです。
それを蘇生させ、活気を取り戻させたのです。
あなたはそれを救ったのです。
「回復志向」と「慎重さ」を併せ持つ人
「回復志向」に加え、「慎重さ」を併せ持つ人は、目の前の問題解決だけに留まらず、”同じ問題が二度と起こらないようにするにはどうすればいいか”を考えます。
「回復志向」と対になる資質は「最上志向」
「回復志向」と対比されるのは「最上志向」です。
「回復志向」は、物事のできていない所に目を向けて、それを本来のあるべき姿に戻す思考です。
別の言い方をすると、マイナスをゼロに戻そうとする思考です。
一方、「最上志向」は、物事の既にできている所に目を向け、それをさらに良くしていく志向です。
こちらは、ゼロをプラスに、そしてプラスをさらにプラスに向上させようとする思考です。
ちなみに「最上志向」は、日本人の診断者の中ではもっともTOP5に入る比率の多い資質です。
回復志向の弱み
ものごとの良いところを見過ごしがち
「回復志向」の人は、問題のある所に目を向けがちなので、物事の良い面を見過ごしがちだということです。
別の言い方をすると、「回復志向」の人は、欠点と短所しか見ていないと思われている可能性があります。
人には、成功を認めて褒めて欲しい場面もあることを思い出しましょう。
「ダメ出し」としてに捉えられがち
また、相手のためを思って言ったつもりでも「ダメ出し」に捉えられてしまいがちです。
なので、伝え方としては「ここまで出来ているということを認めてあげた上で」、「さらに良くするためには・・・」という言い方にしていけば、より相手は受け取りやすいと思います。
回復志向の人には、その人本来のポテンシャルが見えてます。だからこそ、その人に足りないことを見るともどかしくなるのです。
ダメだしとしてではなく、「あなたはもっとできるはず」
その思いがあってこそのアドバイスであることを言葉にして伝えるよう心がけましょう。
コレは人に対しても、自分に対しても同じことが言えます。
完璧さを求めすぎないこと
それから、あまり完璧さを求めすぎず、少し緩いぐらいに考えるほうがいいかもしれません。
今の自分の状態を認める、許すといった感覚です。
ポテンシャルを最大化させる行動
自分の問題解決能力を活かせる職務を探しましょう。
医療やコンサルティング、コンピュータープログラミング、カスタマーサービスなどの仕事に喜びを感じるかもしれません。
厳しい状況に飛び込んでみましょう。
他の人なら避けるであろう、経営再建といったような厳しい状況に飛び込んでみましょう。
何かを再活性化する課題に充実感を持って取り組めるあなたは、価値あるパートナーとして高く評価されるでしょう。
自分の成功を祝ってください。
難しい問題に引かれるかもしれませんが、解決が簡単でも成果が大きい問題もあることを知っておきましょう。
助けを申し出ましょう
トラブルを解決するのは楽しいことだ、と人に知らせて助けを申し出ましょう。
多くの人にとってトラブルは尻込みするものですが、あなたは自然に対処できます。
休息をとりましょう
「回復志向」が強い人は、自分に厳しすぎる傾向があり、自分に対して最も辛辣な批評家となり得ます。
そのエネルギーは、改善できることが分かっている課題や、自分以外の具体的な課題に向けてみましょう。